2011年4月15日金曜日

二ヶ月ぶりの投稿になってしまいました。
もともとの知名度がない上に投稿までサボって、どうしようも無い感じです。
もう一度、週一から週二ペースで更新します。
……しますって!ほんとです!

さて、しばらくぼうっとしている間に新学期が始まってしまいました。
卒業単位は十分足りているのですが、勉強してきたことがほとんど頭に残っていなかったので、
二年前に取った講義をまた聴講しています。
二年間で講義内容が大幅に変わるはずもなく、聞いた覚えのある内容を懐かしく思いながら、
ノートにペンを走らせていました。

正直なところ、就職活動の実績は全滅に等しいです。
マスコミの面接も一段落。東京まで交通費付きで呼ばれ、他の会社の選考と組み合わせて数社を受けはしたモノの、結果は全部ダメ。
心のどこかでナメていたのが一番大きな原因だと思います。
一社くらいは拾ってくれるだろう、何だかんだいっていいところまではいくだろう、と。
そんな心意気では、「いいところ」までいくのが精一杯でした。

考えが大甘だったのです。
この社会についても、
自分の将来についても、
自分が何を大切にしたいかについても、ぜんぶ。

「シューカツ」を上手く切り抜けている(ように見える)人に対して、ぼくは白い目でみていました。
嘘を並べて、おべんちゃらを使って、自分を偽ってまでなんとか働こうとしている人はいったいなんなんだろう、と思っていました。
でも、それだって立派な生き方なのだと、今では思っています。
彼らは努力をしています。達成可能に見える目標に向かって、一生懸命に。

ぼくにはそれほどの力も根気もありませんでした。自分に都合のいいことを望み、都合のいい期待をし、自分の中に閉じこもっていました。
それではどうにもなりません。就活はおろか、これからどう生きていいかすらわからなくなってしまいます。
自分はちっぽけな存在である。それを理解できただけ、成長したと言っていいかもしれません。

もう少し、考えるだけの頭を手に入れたいです。
目標に立ち向かえるだけの知力を身につけたいです。

時間はあまり残されていませんが、やれることをやります。
自分にできることは小さくても、それでも。後悔しないように、四年目を過ごします。

2011年2月19日土曜日

会社説明会。

春休みに入った、という実感が全然ありません。講義はなくなったけれど、就職活動にお休みはないのです。

今はエントリーシートに頑張って綺麗な字を書きつつ、会社の説明会をたくさん回っています。
特に行きたいと思っていなかった会社でも、とりあえず説明は聞きに行きます。正直、ぼく自身がこれから何をしたいのか、よくわからないのです。

説明会に行って、働く社員さんと話をしていると、どの会社でも自分がやっていける気がしてしまうのです。
というか、実際選り好みさえしなければ働けると思うのです。みんながみんな100%望む職についていたら、この世は成り立たなくなるでしょうし。
そもそも、その「100%望む職」ということ自体が幻想なのですが。

説明会で、「若いうちからやりたい仕事を任せてもらえますか?」とか、「自分のやりたいことができますか?」とかいう質問をよく耳にします。この質問、果たして意味があるのでしょうか。
どんな会社でも、自分がやりたいことばかりをできるわけではないでしょう。「やりたい仕事」があるのなら、入社した後で一生懸命実力を示せばいいのです。

そもそも具体的にやりたいことが分からないまま質問しても、相手も何を言っていいかわからないでしょう。実際、社員さんは苦笑いしながら答えていました。
説明会で話をするのも大変そうだなあと、押しかけている立場でありながら思うようになりました。
まず自分の身をちゃんと考えなければいけないのですが。

さて、今夜はこれからほかちー☆の放送をしに行ってきます。長い間話し続けられる人がいるというのは、本当にありがたいことです。
さあ、しゃべるぞー!

2011年2月11日金曜日

動き回る、ということ。

移動する、ということに関して、僕は運がいいと思います。


地下鉄ではギリギリで乗り過ごしたことなんてしばらくないし、
出発しかけのバスに間一髪間に合って乗せてもらえたりもする。
飛行機に乗り遅れたこともない。

……運の大きさが小さいって?そういうところって、意外と大事なんですよ。
イライラしていたり、落ち込んでいたりすると、
そういった小さなことでも「運が悪い」と感じてしまうこと、けっこうあるんです。


ぼく、ここ数日間風邪をひいていたんです。
もちろん体調も悪いし、締切のある書きものだってあったりして
(このブログだって、ほんとうは三日前に書くつもりだったのです)、
どんどん「しあわせでないこと」が溜まっていきました。


悪く感じること、というのは、実際はそんなでもないことがほとんどです。
でも、自分が「マイナス」の状態でいると、見える全てのものに
「マイナス」のフィルターがかかってしまいます。
それにいくら「マイナス」のものを掛け合わせても、「プラス」にはなってくれません。

残念ながら、人間は数学では解けないのです。


だから、そんな時は小さいところを見るのです。
信号が待たなくても青になる。転ぶことなく目的地に着けた。
友達と話をしているのが楽しい。こころゆくまで遊ぶことができた。


何でもいいんです。
とにかく自分が思いを変えないと、見える視界は変わりませんから。


誰にでも、一緒にいて楽しい何か、誰かがいるはずです。
もし、何もないと思うのならば、それは自分がしり込みをしているからかもしれません。

自分から踏みこんで、好きなことをして。
そうしてかかわっていくことは、きっと楽しいはずです。


これから企業の説明会に行って、雪まつりを見てきます。
今日も歩きまわって、楽しいことにたくさん出会えるといいな。

2011年2月1日火曜日

おら東京さ行くだ。

先週末、東京に行ってきました。
「インターンシップ」というものの選考に行ってきたのです。


「インターンシップ」というのは、実際に会社にお邪魔して
社員さんや他の大学生と一緒にする、職場体験のようなものです。
「シューカツ」をする学生の、たぶん半分くらいは体験しているようです。

本番ではないので、飛行機で行っても交通費は出ず。
なけなしのお金でチケットを買って、スーツを持って、
精一杯のおしゃれをして羽田空港に降り立ちました。


ずっと北海道で育ったぼくはほとんど東京に行ったことがないので、
やはり行ったら観光をしたくなるし、楽しみたくもなります。

選考一つだけのためにわざわざ行くのも気が引けて、
冷やかしで別の会社の説明会にも申し込みました。


一日東京を見て回って、友達の家に押し掛けて、
二人でお酒を飲みながらアジアカップの決勝を観ました。

次の日の朝、無事に選考を終えて、残るは説明会ひとつ。
東京駅の目の前にある、とてもとても高いビルが会場でした。

どこまでも高い吹き抜けの天井に、ぴかぴかの床。
受付のお姉さんに指示されてエレベーターに乗ると、思わず腰が抜けそうになりました。


エレベーターが、ぜんぶガラス張りなのです。


ゲームの中で飛んでいる魔法使いはこんな景色を見ているのか、と考えながら、
目をつぶってやり過ごしました。


二時間くらい、長い話を聞かされた後、説明会が終わり。
暗かった会場のカーテンが引かれて、また息が止まりそうになりました。

一面に見える、東京の高いビルの群れ。それが、ずっと果てまで続いていました。
きっと会社の人は学生を驚かせるために、狙ってやったのでしょう。

それを見て、「ああ、ぼくはこの会社では働けないな」と思いました。
世界が違ったのです。人間のいていい場所じゃないんじゃないか、と思ったのです。


でも、くたくたになって札幌に戻る最終便の飛行機に乗って。
窓から見えるきらきらした夜景を見ると、やっぱり
「ああ、東京で働いてみたいな」と、思ってしまう自分がいました。


明日、選考の結果が発表されます。
もういちど東京に行けますように、とお願いしながら、ぼくは布団に入ります。



帰りの飛行機から。とてもきれいな夜景でした。

はじめまして。

北方SGMが2月からお送りする新コンテンツは、ニッチな情報をお送りするweb新聞。

ぼくは、編集長を任されました、ぽえと申します。

もともと2011年の年明けに半ば拉致られてこのサークルに加入することになったのですが(笑)、
なんとか楽しくやっております。

とりあえず週一回のペースで更新しようと思うのですが、
なかなか続けられそうな記事が思いつかなくて。

現在綴り続けられる話といえば、「シューカツ」の話くらいだなあ、と思いつきました
(ぼくは現在大学三年なのです)。

決して盛り上がる話ばかりではないかもしれませんが、
小心者のぼくが「シューカツ」に巻き込まれている話を読んで、
「ああ、たいへんだなあ」とか、
「計画性なさすぎワロタww」とか、
なにか感じてもらえるとうれしいです。

では、あいさつはこのへんで。
次の記事から、お話を少しづつ書いていきます。